学院生活職藝の四季

 自然環境に恵まれる職藝学院のキャンパス。この緑豊かな大地では、時には野生の動物が訪れるなど、四季折々の自然の営み・景色の変化などを実感しながら学院生活を過ごせます。
 また職藝学院では、古来より私たちの生活に深く根付いている季節感を大切にする年中行事を基にした特別授業や課外授業を、カリキュラムに採り入れています。

2020年

「職藝道具納めの儀」を行いました。

12月23日、東黒牧キャンパスにおいて「職藝道具納めの儀」を行いました。
学生、スタッフが日頃使っている道具に感謝の意を表すもので、職藝学院では毎年実施している行事です。
儀式に先立ち、稲葉理事長より「道具と体は一心同体である。道具に感謝し、技術を高めてほしい」と挨拶が行われた。
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実践道場「世界遺産実習(茅葺き体験)」

10月13日、1年合科(25期生)による「世界遺産実習」を、五箇山“菅沼合掌集落(世界文化遺産)”で行いました。
この実習は、世界遺産に登録されている合掌集落と自然環境の関わりや合掌造りの構造などについて理解を深める本学院独自の授業です。県西部森林組合五箇山支所より合掌造り(茅葺き)の説明や合掌造りの骨組みを緊結している“ネソ(マンサクの若木)”を縄のように加工する方法やその結い方の指導を受けました。
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「第25回職藝祭」を開催しました。

10月10日・11日の両日、東黒牧キャンパスにて第25回職藝祭を開催しました。
学院実習棟と講義棟などを会場に、環境職藝科ではモデル庭園の展示を、建築職藝科では仕口・継手の基本工作、伝統構法木組み建築や木組み建築模型、実物実習風景写真展示(建築コース)、ダイニングチェア、ベンチ、ハンガーラック、腰付摺り上げ障子戸、モデル建具等(家具・建具コース)の展示を行いました。
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実践道場 「川上から川下まで」(第2・3回)

9月9日、16日の両日、1年生(環境職藝科・建築職藝科)対象の合科授業 “ 実践道場「川上から川下まで」”の第2・3回目を行い、下記4ヶ所の見学研修を行いました。
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実践道場 「川上から川下まで」(第1回)

9月2日、1年生(環境職藝科・建築職藝科)対象の合科授業 “ 実践道場「川上から川下まで」”の第1回目を行い、下記3ヶ所の見学研修を行いました。
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第23回 卒業式

3月20日、第23回本科卒業証書・生涯学生証授与式が行われ、卒業生は職人への新たな一歩を踏み出した。 稲葉理事長より、卒業証書と卒業後も学院の一員として精進していこうという意味を込めた生涯学生証が卒業生一人一人に手渡された。
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第23回卒業制作展開催

2月29日(土)・3月1日(日)の両日、本学院東黒牧キャンパスにて23期生卒業制作展を開催しました。
環境職藝科ではモデル庭園を、建築職藝科では指定された継手・仕口による伝統木組み建築モデル(建築コース)、ローテーブル、収納棚、ライティイングデスク、ハンガーラック、変り香図組二重舛つなぎ腰付障子戸(家具・建具コース)などの展示・発表講評会が行われました。
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職藝仕事始めの儀

1月6日、学生や教職員が参列して「職藝仕事始めの儀」を行い、1年の技術向上と安全を願いました。
稲葉理事長から年頭のあいさつが行われ、厳かな雰囲気の中で儀式が始まりました。
「環境職藝(庭師)」による儀式は、土地の神を祭り、学院の建つ大地の鎮護を祈り、木の神を祭り樹木へ感謝するもので、「鎮物」を埋納して土地を清め、今年最初の樹木を植える祭儀として“刈初めの儀” “鍬入れの儀” “立入れの儀” “鋏入れの儀”などが行われました。
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