学院生活主な学院施設
名匠情報センター棟
名匠情報センター棟 1階には事務局・情報資料室・教員室、2階には大研修室と研究室など、学院本部の機能も併せ持った施設です。
建物は東黒牧キャンパスのシンボルである中央の赤松林の軸線に一致させて吹き放しのピロティを設け、屋根を支える小屋組は木と鉄を組み合わせたハイブリッド工法を用いて緊張感あるリズミカルな室内空間としています。
講義棟
講義棟 1階には玄関ホールやロッカー室などと4つの講義室、2階には中講義室及びコンピューター演習室、そして学生ホールがあります。
建物は東黒牧キャンパスへのアプローチ正面に駐車場を介して位置し、間口(桁行)50m・延面積1000㎡近い木造2階建の施設で、小屋組は丸太梁の木組みを表わしにした和小屋としています。
実習棟(第1・2・3・4・5・6実習棟、温室棟など)
第1実習棟 東黒牧キャンパスの南と東のゾーンに6棟の実習棟と温室棟・資材棟及び屋外実習場があります。第2・第3・第4・第5・第6実習棟は学生が実習で施工し、いずれも古材を再使用したものです。小屋組は木造洋式トラス構造でキングポスト(真束)とクイーンポスト(対束)の両トラスを見ることができます。
建築実習室には木工加工機工具などを設備して、大工・家具・建具それぞれの実習に使用します。環境実習室は山砂を敷き詰めて、花卉・樹木の扱いや石組みなどの実習に用います。
完全リサイクル住宅(W-PRH)
完全リサイクル住宅(W-PRH) この住宅は日本学術振興会・未来開拓学術研究推進事業(研究リーダー:尾島俊雄)の実験研究プロジェクトとして建築されました。
伝統構法と自然素材をキーワードに、低炭素社会に向けて木造住宅における部位部材のリユース・リサイクル率の向上を図り、環境負荷低減を検証する実験住宅です。
東黒牧キャンパスの一角に建築されたこの実験住宅は学生の手で新築され、さらに解体・再建築されたもので、木製家具や内外建具、及び庭園を含む屋外環境整備など、その全てが実物の実習教材です。