教育内容環境職藝専門課程 - 造園・ガーデニングコース
『環境職藝専門課程』=[本科]環境職藝科・[研究科]環境職藝研究科では造園師・ガーデナーをめざします。
[本科]では樹木や草花などの庭づくりの材料知識と庭師道具の扱いやロープワークなどを中心とした庭師技能の基本を学びます。また“実物教材”を用いながら基本技能の応用と作庭技法などを学びます。
[研究科]では“実物教材”による就業学修を中心に一層高度な技能や総合的な実務知識を身につけます。
造園・ガーデニングコース(造園師・ガーデナー)
植栽・石組み・剪定・雪吊りなどの庭づくりや庭園管理の庭師の基礎技能を学び、造園分野では日本庭園技法とその関連知識を習得します。またガーデニング分野では、花卉(かき)園芸植物を中心とした栽培・管理を身につけ、植物を生態的に組み合わせてデザインする庭園づくりを学びます。
“実物実習”では、個人庭園・公共庭園などの実物実習教材を中心に、本科ではその施工や維持管理に携わり、作庭法や庭の設計デザインそして資材調達などを併せて学びます。また、研究科では庭の修復・再生などにも携わります。
庭師 - 環境職藝専門課程 授業構成
授業は科目授業と特別授業で構成し、全科目を必修としています。 [本科]の「科目授業」は20科目(34細科目)・1,336時数(1,002時間)、[研究科]は9科目・1,528時数(1,146時間)と、いずれも学校教育法専修学校基準(年800時間)以上で、実習中心のカリキュラムで学びます。 また“挨拶・時間厳守・身だしなみ・整理整頓清掃”などの職人マナー教育も重視して「特別授業」として組み込んでいます。 尚、1時数は45分で、授業は原則として2時数(90分)単位で実施します。
[本科]環境職藝科 科目授業
[研究科]環境職藝研究科 科目授業
庭師 - [本科]環境職藝科 科目授業
[本科]では、4つの科目群で学びます。
環境職藝科・建築職藝科の両学科が共通で学ぶ基礎教育科目「職藝基礎系」と専門基礎科目「職藝専門系」を“合科授業”としています。そして、環境専門科目は「環境専門系」・「環境工房実習系」で編成しています。
科目群 | 科目名 | 授業 形式 |
時数 | 単位数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
職藝基礎系 (合科) |
職藝の理念 | 講義 | 18 | 0.5 | |
職藝基礎 | 講義 | 10 | 0.5 | ||
職藝専門系 (合科) |
庭園概論 | 講義 | 10 | 0.5 | |
建築概論 | 講義 | 10 | 0.5 | ||
インテリア概論 | 講義 | 10 | 0.5 | ||
植物概論 | 講義 | 20 | 1 | ||
実践道場 | 演習 | 8 | ー | ||
作品研究 | 演習 | 10 | 0.5 | ||
環境専門系 | 庭園史 | 講義 | 20 | 1 | |
庭園計画 | 講義・演習 | 30 | 1.5 | ||
庭園材料 | 講義 | 50 | 2.5 | ||
庭園施工 | 講義・演習 | 60 | 3 | ||
庭園法規 | 講義 | 10 | 0.5 | ||
庭園管理 | 講義 | 40 | 2 | ||
生態環境 | 講義 | 20 | 1 | ||
環境設計 | 演習 | 120 | 6 | ||
環境基礎実習 | 実習 | 200 | 5 | ||
環境実践実習 | 実習 | 420 | 10.5 | ||
工房実習系 | 環境校内工房実習 | 実習 | 200 | 5 | |
環境校外工房実習 | 実習 | 80 | 2 |
庭師 - [研究科]環境職藝研究科 科目授業
[研究科]では、“合科授業”の基礎教育科目「職藝研究基礎系」と専門基礎科目「職藝研究専門系」、及び環境専門科目の「環境研究専門系」・「環境研究工房実習系」で編成されています。
科目群 | 科目名 | 授業形式 | 時数 | 単位数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
職藝研究基礎系 (合科) |
職藝概論 | 講義 | 12 | 1.0 | |
職藝の理念 | 演習 | 8 | |||
職藝研究専門系 (合科) |
実践道場 | 演習 | 8 | ー | |
環境研究専門系 | 実践ゼミ | 研究 | 30 | 1.5 | |
環境特論 | 講義・演習 | 160 | 8 | ||
テーマ研究 | 研究 | 80 | 4 | ||
作品研究 | 研究 | 10 | 0.5 | ||
環境研究工房実習系 | 環境実践実習 | 実習 | 770 | 19 | |
環境研究工房実習 | 実習 | 480 | 12 |