新着情報2019年

職藝学院が『県民ふるさと大賞』(富山県)を受賞

去る5月6日、「県民ふるさとの日」記念式典(主催:富山県)が富山県民会館で開催され、式典の中で行われた表彰式において、本学院が “県民ふるさと大賞” を受賞しました。

<「県民ふるさと大賞」の趣旨>
富山県では、置県 130 年を記念して、平成 25 年3月に置県の日である5月9日を「県民ふるさとの日」と条例で定めています。県民や県出身者の皆さんが、ふるさとに思いを馳せるとともに、希望と誇りを持てる「ふるさと富山県」を築き上げることを期する日としています。
この「県民ふるさとの日」の設置を契機として、富山県では、平成 26 年度から「県民ふるさと大賞」を設け、ふるさと教育の振興に関する取り組みはもとより、県民がふるさとへの誇りと愛着を育むことのできる取り組みを幅広く顕彰しています。

今回、県内25団体からの応募があり、うち6団体が「県民ふるさと大賞」を受賞しました。
「県民ふるさと大賞」表彰団体の功績として、職藝学院が紹介された内容は以下のとおり。

○専門学校 職藝学院(富山市)
大工と庭師に係る伝統の技と文化を独自の実技教科書と実物教材を取り入れた教育プログラムにより、現役の職人が教授するとともに専任教員による学術的背景についても講義し、次の世代を担う人材を育成している。また、地域で活躍する職人とともに修復、復元、維持管理などを実施することで、世代を越えた技術の伝承が可能となるばかりでなく、完成された建築物や庭園は地域の財産として甦らせている。次世代の職人の育成、地域の職人との協働、ふるさと景観形成の三位一体の活動を行っている。

県民ふるさとの日記念式典「県民ふるさと大賞表彰式」 表彰状授与(稲葉理事長:右)

 

本学院の実物実習(建築・環境)でお手伝いをさせていただいた黒部市指定文化財「松桜閣」(黒部市)が、「うるおい環境とやま賞『土の賞』」(主催:富山県)を受賞しました。

 

「うるおい環境とやま賞」は、富山県景観条例に基づき、景観づくりに配慮した施設等や景観づくり活動を行っている団体等を表彰する顕彰制度です。「土の賞」は、地域の歴史や文化、自然などを守り、生かした景観づくりを対象とするものです。

 

本学院では、平成20年から「松桜閣」の修復(建築職藝科)、庭園の復元(環境職藝科)に携わってきました。

また、環境職藝科では、実践教育を兼ねた奉仕活動の一環として、例年、「松桜閣」庭園にて剪定活動を行っております