新着情報2015年

【実物実習】  黒部市指定文化財「松桜閣・庭園」剪定実習

7月上旬、環境職藝科・研究科の学生が、「松桜閣・庭園(黒部市指定文化財)」(黒部市若栗)にて、剪定実習を行いました。
本学院では、実践教育を兼ねた奉仕活動の一環として、毎年、同寺にて剪定活動を実践しています。
当日、学生達は本学院の嶋倉オーバーマイスター、小林講師らの指導のもと、サツキやツツジなどを中心に剪定を行いました。

庭園剪定実習
松桜閣庭園は明治31年に造られ、その後近江八景の趣を取り入れた回遊式様式となり、昭和31年に市文化財に指定されています。
庭園の保存活動を行っている“NPO法人松桜閣保勝会(川村昭一理事長)”より依頼を受け、昨年度、環境職藝研究科学生が、庭園の復元実習(石組み、滝等の復元)を行いました。
研究科学生による庭園復元実習
また、本学院では、これまでに建築職藝科の実物実習で「松桜閣」(市文化財.初代県知事国重正文邸宅)、「茶室棟」、「表門」、「地蔵堂」、「道具倉(愛園の倉)」の保存修理、解体修復等を実施しています。

松桜閣
表門と地蔵堂