新着情報2014年

平成26年度「実践道場~川上から川下まで~」(その1)

6月11日、1年生(環境職藝科・建築職藝科)対象の“職藝専門系”合科授業「実践道場~川上から川下まで~」の第1回目を行い、下記5ヶ所の見学研修を行いました。
この授業は、庭師や大工のものづくりに関わる“川上から川下まで”の様々な実際現場を3日間に分けて見学研修し、視野を広めるものです。
山林の樹木の生育・伐採現場、原木流通市場、集成材の製造、プレカット加工技術、木造建築技術の試験研究の先端技術開発など、木材・造園・土木資材の育成と管理から流通および加工技術、そして建物づくり・庭づくりまでの一連の流れを学びます。
研修先には、職藝学院の先輩達が実習で施工した実物教材も含まれています。

◆婦負森林組合 木材加工場・伐採等現場 <富山市八尾町>

森林および樹木の生育現場と伐採現場を直接見学し、その育成と高性能林業機械および伐採等を見学する。また林業の話を聞き、県産材の製材工場において製材加工や乾燥の状況を研修する。

伐採現場 間伐について
枝打ち方法 チェンソーによる伐採
製材工場 木材加工について
◆立山山麓森林組合 丸棒防腐工場 <立山町下田>

間伐材等の小径木を丸棒加工し、さらに防腐剤を加圧注入して、土木用・庭園用・建築用部材が生産される状況を学ぶ。

丸棒加工の生産・防腐剤加圧注入について
◆富山県農林水産総合技術センター 森林研究所 <立山町吉峰>

無花粉スギ苗の生産状況など、樹木・林業に関する最先端研究・技術開発の状況を学ぶ。

色々な立山スギの特徴について 無花粉スギの生産状況
◆丸新志鷹建設株式会社「とやまペレット」 <富山市中大浦>

間伐材からバイオマス燃料「ペレット」が製造される状況を見学する。

間伐材とバイオマス燃料について

木質ペレット製造状況