新着情報2014年

人と土の日2014

去る6月6日、富山市開ヶ丘にある富山市スローライフ市民農園花の散歩道ガーデニング花壇で、土や自然と触れ合い、人の原点について考える行事、「人と土の日」を開催しました。
今年は、昨年に引き続き、職員と学生による市民農園花壇の土壌改良ボランティアを行いました。市民農園花壇では、6年前の開設当初から当学院の渡邉美保子教授が市民の皆さんと年間を通して花壇づくり実習を行っています。
今回は、昨年秋に植栽したビオラの堀上作業を行ったあと、有機質中心の土壌改良を手作業で行いました。その後に、市民農園を管理しているとやまスローライフ・フィールド事務局の山﨑治彦さん(職藝学院第11回環境職藝科卒業生)より、市民農園の活動についてお話をいただきました。
午後は、本学院の大丸英博准教授による市民農園に隣接する職藝学院開ヶ丘キャンパス(交流学習施設)や田園住宅開ヶ丘(住宅地)の説明、モデルハウスなどの見学会を行いました。

渡邉教授より、環境職藝科の学生班長の指示に従いながら作業を進めることと、農道沿いの約100メートルの花壇の作業内容について説明がありました。
昨年秋に植栽したビオラを撤去します。今年春に開花したチューリップの球根は、掘り上げて今年の秋に植えます。
花壇では、有機質肥料を中心に土づくりを行っています。完熟の牛糞堆肥、コンブペレット、モミガラクン炭、ニームペレット、バッドグアノ、発酵鶏糞、有機石灰などの土壌改良材を播きました。

ガーデンフォークで20cm以上耕して土と改良材をよく混ぜます。白い花は一年草のオルレアです。

みなさん、お疲れさまでした。土壌を改良したところに、一週間後は一年草を植え付けます。
山﨑さんによる、とやまスローライフ市民農園の説明がありました。市民農園は、一区画あたり約50㎡。野菜作りに興味のある学生さん大歓迎とのことです。
大丸准教授による、職藝学院の開ヶ丘キャンパス、隣接する集落(田園住宅開ヶ丘等)の説明がありました。
講義が行われた、とやまスローライフ・フィールドの交流館前にて。