新着情報2014年

特別講義「茶道空間入門」

5月、環境職藝科と建築職藝科の2年生が、富山市能楽堂の茶室において、特別講義「茶道空間入門」を行いました。この授業は、茶道を通して人をもてなす“和の心”を学ぶもので、毎年実施しています。
まず、茶道の歴史等について学び、その後、茶道の体験を行いました。
日本の伝統文化である「茶道」について学ぶことは、将来、庭師や大工になり、茶室や茶庭の施工や管理に、携わることがあるかもしれない学生にとって大切なことです。
実際にお菓子やお茶を頂き、作法を学ぶことにより、自分の日常とはかけ離れた世界だと思っていたお茶の世界を、身近に感じることができたようです。

茶席への入室時の様子。障子の開け閉めについても無駄を省いた美しい所作があります。 お菓子をお箸で皿から自分の懐紙に取り分ける。お箸の運び方の指導:久郷教授(環境職藝科)〔左〕
お菓子の銘「青楓(せいふう)」。新緑が萌えるこの季節にぴったりでした。 お茶を頂いているところ
お茶を頂いているところ
お茶を点てる体験もしました。指導:太田先生〔左〕