新着情報2013年

豪農の館 内山邸土蔵「柳原文庫」復元 建方実習

現在、建築大工コースの学生を中心に、内山邸土蔵「柳原文庫」復元実習に取り組んでいます。
内山邸(富山県民会館分館)は、国登録有形文化財に指定されている江戸時代の豪農屋敷。邸内の「柳原文庫」は、1898(明治31)年に建てられた土蔵造りの2階建ての書庫で、1960(昭和35)年頃、市外へ移築されました。
本学院上野幸夫教授の調査(写真や古文書など)より、切妻造りの黒漆喰仕上げ、出入口と窓は両開き扉であったことが判明し、それをもとに設計、邸内での復元(実習)を行っています。昨年度より校内での部材加工、仮組み、今年度9月中旬には現場での建方を行いました。

※併せて、what’s new(「豪農の館 内山邸土蔵『柳原文庫』土壁下地 小舞掻き〔こまいかき〕実習」)の記事をご覧下さい。

床組み
軸部組立
軸部組立(地棟)
軸部組立(登梁) 記念撮影