新着情報2023年

【卒業生の仕事】 日ラオス外交樹立60周年事業「桜の植樹」プロジェクトに参加

本学院卒業生の鴨志田めぐみさん(環境職藝科卒業〔18期生:平成26(2014)年度卒業〕)が、日ラオス外交樹立60周年事業「桜の植樹」プロジェクトに参加し、現地にて土壌環境づくり、育成管理等を行いました。
鴨志田さんの勤務する「㈱植音〔庭司植音〕(京都府京都市)」さんでは、平成26(2014)年に日ラオス外交樹立60周年事業「桜の植樹」プロジェクト(ラオス北部フアパン県)が発足されることとなった際に、当初より事業に参加し、継続して桜の植樹についての生育環境等の側面的支援(ラオスの方々への技術指導等)を行ってきました。
鴨志田さんは、平成28(2016)年より同プロジェクトに参加し、現地の方々と桜公園の作業(土壌環境づくり、育成管理等)を行ってきました。東南アジアの雨季や乾季といった日本とは異なる環境の中、桜の小さな苗木から成育するまでは苦労することもあった、とのことですが、桜が根っこを伸ばし、成長した桜の前でラオスの方々が写真撮影や、浴衣を着て歩いている様子を見て、「庭司」としての喜びを感じている、とのことです。
尚、同プロジェクトの取り組み・活動の功績に、㈱植音さん(代表取締役社長:奥田英貴氏)が令和5年度外務大臣表彰(令和5年8月)を受けておられます。

※「ラオス北部フアパン県における桜の植樹」「アジア障害者の活動を支援する会」(ADDP)〔顧問・元郵政大臣:八代英太氏〕を始め,両国の多数の関係者の協力により実現したものです。
※外務大臣表彰:我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的として表彰。

桜の苗の植樹〔右:鴨志田さん〕 桜の前に集まるラオス(ビエンサイ村)の方々
桜の前でパンカム氏(ラオス前首相〔中央〕)と記念撮影〔左から2人目:鴨志田さん、右から2人目:奥田氏〕 現地のビエンサイ高校の先生方との記念撮影。
中央は八代英太氏(ADDP顧問・元郵政大臣)。
外務大臣表彰(2023年8月:林外務大臣より) ㈱植音さんで活躍されている職藝学院卒業生
(左:上杉桂史さん〔1期生〕、右:鴨志田めぐみさん〔18期生〕)。中央は、奥田氏(㈱植音 代表取締役社長)。
※㈱植音さんの仕事:「妙心寺」山内塔頭〔たっちゅう〕、玉龍院の東屋(京都府京都市)
※㈱植音さんのホームページはこちら