新着情報2023年

職藝学院が「瑞泉寺アートプロジェクト」(南砺市井波)に参加しました。

去る9月16日(土)・17日(日)に、職藝学院が南砺市井波で開催された「瑞泉寺アートプロジェクト」に参加しました。
本プロジェクトは、井波別院瑞泉寺一円に木工、大工、陶芸、細工など多岐にわたる分野の職人が一堂に集まり、自身の熟練の技術を一般の方々に披露する催しです。
職藝学院からは、「規矩術」の授業で製作した大工技術の仕口・継手モデルや「旧富山城千歳御殿の槻御門」の模型などの展示を行いました。
16日(土)には、「若手クラフトマン座談会」に、本学2年建築職藝科(建築コース)の田伏菊香さんがパネラーとして参加し、井波に移住された木彫刻作家等の方々と井波の町、ものづくりの魅力について意見交換をしました。
また、17日(日)には、シンポジウム「木の文化が未来を拓く(ひらく)」が開催され、本学院上野幸夫学院長がコーディネーターとして参加し、井波にゆかりのある清水建設㈱(東京都)の方や井波彫刻協同組合理事長、地元で活躍されている社寺建築棟梁らと、木の持つ可能性や未来に向けた木の活用、人材育成等について意見交換をしました。

職藝学院展示
大工技術の仕口・継手モデルや「旧富山城千歳御殿の槻御門」の模型などを展示しました。
「若手クラフトマン座談会」 2年建築職藝科(建築コース)の田伏菊香さん(中央)がパネラーとして参加
シンポジウム「木の文化が未来を拓く(ひらく)」 上野学院長(右)がコーディネーターとして参加
メイン会場の「井波別院瑞泉寺」(左:太子堂、右:本堂)
本堂は北陸随一の大伽藍、隣には井波彫刻の粋を集めて建てられた太子堂が優雅な姿をみせている。

「井波別院瑞泉寺」参道の「八日町通り」
緩やかな石畳の坂道に彫刻工房や民芸店などの伝統的な町家が連なっている。