新着情報2023年

「職藝仕事始めの儀」を行いました。

1月5日、学生や教職員が参列して「職藝仕事始めの儀」を行いました。
上野学院長より「職藝学院では、季節の節目を大切にし、開学以来、毎年”仕事始めの儀”を行っている。技術の向上を願い、高みを目指し、頑張ってほしい。」と挨拶が行われた。
「環境職藝(庭師)」による儀式は、土地の神を祭り、学院の建つ大地の鎮護を祈り、木の神を祭り樹木へ感謝するもので、「鎮物」を埋納して土地を清め、今年最初の樹木を植える祭儀として“刈初めの儀” “鍬入れの儀” “立入れの儀” “鋏入れの儀”などが行われました。
「建築職藝(大工)」による儀式は、大工道具の墨壷、曲尺、釿(ちょうな)が奉納され、材木に墨を打ち、正しく打たれたか検査され、釿(ちょうな)が掛けられるもので“道具奉納の儀” “清鉋の儀””墨打ちの儀” “釿掛けの儀”などが行われました。

職藝仕事始めの儀 役人記念撮影
<環境職藝の儀>
「刈初めの儀」(土地に生い茂る草を刈り取り聖地とする) 「鍬入れの儀」(新年最初の鍬を入れ、「鎮物」を埋納する)
「立入れの儀」(縁起物の松竹梅を植え、永遠に根付くように地を固める) 「鋏入れの儀」(新年最初の鋏を入れ、樹木の形を整える)
<建築職藝の儀>
「道具奉納の儀」(大工道具の墨壷、曲尺、釿で水の字を形づくる) 「清鉋の儀」(祭場の四方に槍鉋にて水の字を描き清める)
「墨打ちの儀」(「技」「美」「心」などを表す芯墨を木作木に打つ) 「釿掛けの儀」(木作木に最初の加工である釿掛けを行う)