新着情報2020年

実践道場「世界遺産実習(茅葺き体験)」

10月13日、1年合科(25期生)による「世界遺産実習」を、五箇山“菅沼合掌集落(世界文化遺産)”で行いました。
この実習は、世界遺産に登録されている合掌集落と自然環境の関わりや合掌造りの構造などについて理解を深める本学院独自の授業です。県西部森林組合五箇山支所より合掌造り(茅葺き)の説明や合掌造りの骨組みを緊結している“ネソ(マンサクの若木)”を縄のように加工する方法やその結い方の指導を受けました。
また、現在、茅葺屋根を葺き替え中の旧山下家住宅において、茅葺き作業に参加させて頂くことができ、貴重な体験をすることができました。
その他、周囲を見学・散策しながら、森本英裕准教授より合掌造りの構造等についての説明を受けるなど、合掌集落が自然と融合しながら現在に生き続けていることを学びました。

ネソの加工 ネソの結い
茅運び 茅のつきだしと茅葺き
小屋裏での作業 森林組合五箇山支所の方々と