実物実習建築職藝科実物実習

茶室「碌々亭(ろくろくてい)」増築棟新築 建方実習

建築職藝科2年建築コース、研究科建築大工専攻コースの学生が、富山城址公園内にある「茶室碌々亭増築棟」の建方実習を行いました。
4月より実物実習として墨付・加工を行い、7月上旬に現場にて建方実習を行いました。
また、建築職藝科2年家具・建具コースの学生により、建具・内部造作の製作も行われており、2016年1月の竣工予定です。

※茶室「碌々亭」
茶室「碌々亭」は、明治時代に岐阜県高山市に建てられた武者小路千家と表千家の合作。佐藤工業株式会社3代目社長の佐藤助九郎氏が昭和23(1948)年に取得。その後、佐藤工業北陸支店(富山市桜木町)内に移され、平成17(2005)年に佐藤家が富山市に寄贈。昨年度、本学院上野幸夫教授の監修指導により、切断されていた柱に部材を継ぎ足し、古図面を基に小屋組みなどを再現し、公園内佐藤記念美術館西側に移築。

建方実習の様子
建物外観・記念写真 建物内観

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