実物実習建築職藝科実物実習

開発神社稲荷鳥居再建新築工事

 建築職藝科大工コース2年生(10期生)が、伝統的な木造の鳥居の製作に取り組みました。
 この鳥居は富山市開発の開発神社のもので、昭和42年に建立された現在の鳥居の老朽化のため、本学院上野幸夫教授の監修のもと建て替えることになりました。
 柱を4角形から8角形、16角形、最終的には128角形へと削りだし円柱にするなど、伝統的な社寺建築の工法を生かして製作されました。
 現地組み立てでは、午前中に下に寝かせた状態で組立てレッカーで吊り上げて水平・垂直をとり、午後より柱根元の基礎コンクリート打ちを行いました。

建て替え前の鳥居 笠木の加工 柱の墨付け
柱を円柱に仕上る 現地での組み立て
完成した鳥居
完成した鳥居

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