実物実習建築職藝科実物実習

職藝神輿(みこし)

本学院の佐々木一征さん(建築職藝研究科)が昨年8月から製作していた「職藝神輿(みこし)」が完成し、4月8日にお披露目会を行いました。神輿は、青少年健全育成ボランティア団体の県BBS連盟が本学院に製作を依頼し、本学院上野幸夫教授が国宝に指定されている神輿3基をアレンジして設計監修した。佐々木さんは原寸図引き付けから墨付け・加工・組立て・仕上げまで行いました。
神輿は、担ぐための轅(ながえ)を下に付け、そのうえに台框(だいかまち)と台座を重ね、4本の角柱を立てて、屋蓋(やぶた)を支える構造で、宝形造(ほうぎょうづくり)の屋蓋と鳳凰(ほうおう)を乗せており、高度な意匠と技術が用いられています。

規模:轅長さ3.33m、幅1.33m、高さ2.21m、重量約400kg

完成した職藝神輿

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