実物実習建築職藝科実物実習
国宝瑞龍寺休憩所等
去る6月11日、高岡市の国宝瑞龍寺に観光ボランティアやバス乗務員の休憩所、 身障者東司覆屋(身障者トイレ)が完成し、落慶式が行われました。
これらの建築は実践教育の一環として、同寺の保存修復を監理した本学院上野幸夫教授の指導のもと、 建築職藝科大工コース2年生が昨年秋から作業を進めてきたもので、 作業では原寸図の作成、墨付、加工、組立等を行いました。
2棟は同寺伽藍の雰囲気に合わせた書院造風の木造平屋建てで、面積は各々約10m2、 屋根の切妻には、垂木の先端を反り上げ太くする「反り」と「増し」等の伝統的な技法を駆使しています。
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学院内での部材加工 | 現地での施行の様子 | 完成した休憩所 |
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身障者トイレ |