学院生活職藝の四季
「職藝仕事始めの儀」を行いました。
23/01/10 UP
1月5日、学生や教職員が参列して「職藝仕事始めの儀」を行いました。
上野学院長より「職藝学院では、季節の節目を大切にし、開学以来、毎年”仕事始めの儀”を行っている。技術の向上を願い、高みを目指し、頑張ってほしい。」と挨拶が行われた。
「環境職藝(庭師)」による儀式は、土地の神を祭り、学院の建つ大地の鎮護を祈り、木の神を祭り樹木へ感謝するもので、「鎮物」を埋納して土地を清め、今年最初の樹木を植える祭儀として“刈初めの儀” “鍬入れの儀” “立入れの儀” “鋏入れの儀”などが行われました。
「建築職藝(大工)」による儀式は、大工道具の墨壷、曲尺、釿(ちょうな)が奉納され、材木に墨を打ち、正しく打たれたか検査され、釿(ちょうな)が掛けられるもので“道具奉納の儀” “清鉋の儀””墨打ちの儀” “釿掛けの儀”などが行われました。
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職藝仕事始めの儀 | 役人記念撮影 |
<環境職藝の儀> | |
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「刈初めの儀」(土地に生い茂る草を刈り取り聖地とする) | 「鍬入れの儀」(新年最初の鍬を入れ、「鎮物」を埋納する) |
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「立入れの儀」(縁起物の松竹梅を植え、永遠に根付くように地を固める) | 「鋏入れの儀」(新年最初の鋏を入れ、樹木の形を整える) |
<建築職藝の儀> | |
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「墨打ちの儀」(「技」「美」「心」などを表す芯墨を木作木に打つ) | 「釿掛けの儀」(木作木に最初の加工である釿掛けを行う) |