新着情報2018年

実践道場 「川上から川下まで」

7月4日、1年生合科(環境・建築)対象の”実践道場「川上から川下まで」”を行い、本学院の実習で携わった富山県中央植物園「ドリアスホール」、富山市岩瀬地区を含む6ヶ所の見学研修をしました。

【実践道場「川上から川下まで」とは】
庭師や大工のものづくりに関わる“川上から川下まで”の様々な現場を3日間に分けて見学研修し、視野を広めるものです。
山林の樹木の生育・伐採現場、原木流通市場、集成材の製造、プレカット加工技術、木造建築技術の試験研究の先端技術開発など、木材・造園・土木資材の育成と管理から流通および加工技術、そして建物づくり・庭づくりまでの一連の流れを学びます。概要は、別紙、PDFファイルをご参照下さい。

富山県中央植物園 <富山市婦中町上轡田>
世界の植物を一同に栽培・管理する県内最大の植物園。多くの植物の名称と生育状況や本学院の実物教材であった「ドリアスホール(多目的ホール)」の建築構法と材料(県産杉材活用)について学びました。
北山ナーセリー富山 <富山市有沢>
花と緑を通じて豊かなグリーンライフを提案し、園芸文化の向上を目指すナーセリーで、園芸植物の流通等について学びました。
富山県農林水産総合技術センター木材研究所 <射水市黒河新>
木材の総合的な利用状況と木材加工・木造建築技術の試験研究および先端技術開発の実際を学びました。
富山新港
富山新港は木材(外材)の入手ルートの一つで、北洋原木等の輸入とバイオマス発電の状況等を見学しました。
富山市岩瀬地区(伝統的町並み修景) <富山市岩瀬>
本学院の学生や卒業生が中心になって進められた岩瀬地区の伝統的な町並み修復事業の成果を上野幸夫教授の解説で見学しました。

富山県森林組合連合会林産物流通センター <富山市八町>
県森連の林産物流通センターでは、県産材などの原木価格の決まり方、原木・製品販売等流通の実際を学びました。