新着情報2017年

とやま建築探訪「伏木気象資料館(旧伏木測候所)と寺内町探訪」を開催

7月15日、職藝未来塾:住まいづくり教室「とやま建築探訪」を開催しました。
本講座は、一般の方々などを対象に、実際に富山の歴史的建築、文化財、町並み等を歩きながら、専門家の解説により建築文化、歴史的建築の見方について学ぶものです。 

◯テーマ:『国登録有形文化財「伏木気象資料館(旧伏木測候所)」と寺内町探訪』(高岡市)

◯講 師:上野 幸夫(職藝学院教授)

上野教授より、伏木気象資料館及び寺内町にある歴史的建築物の建築的価値について解説が行われました。探訪中、多くの質疑応答があり、受講者の皆さんにとって歴史的建築等の見方を学ぶよい機会になったようです。

<伏木気象資料館(旧伏木測候所)>
明治42(1909)年に建てられた洋風建築で、意匠にこだわった塔屋が特徴的です。昭和14年にRC造の測風塔が建設されるにあたり、塔屋部分が解体されていましたが、昨年度、塔屋を復原し、創建当初の姿へと蘇っています。 

塔屋の復原は、昨年度の職藝学院の実物実習にて関わっています。
https://www.shokugei.ac.jp/blog/?p=6179

伏木気象資料館(旧伏木測候所) 外観意匠の解説
内観意匠の解説 床下より発見された古材(塔屋軸部等)の解説
<伏木北前船資料館(高岡市指定文化財:旧秋元家住宅)>
望楼のある廻船問屋 オモテザシキの意匠について解説
<寺内町の伝統建築>

棚田家住宅(国登録有形文化財)について 寺内町の伝統建築について