新着情報2015年

平成27年度「実践道場-世界遺産実習(茅葺き体験)-」


7月30日、1年合科(20期生)による実践道場「世界遺産実習」を、富山県南砺市の合掌造りの家屋「岩瀬家住宅(国指定重要文化財)」、五箇山”菅沼合掌集落(世界文化遺産)”などで行いました。
この実習は、世界遺産に登録されている合掌集落と自然環境の関わりや合掌造りの構造などについて理解を深める本学院独自の授業です。
最初に、茅葺き技術研修施設で、県西部森林組合五箇山支所、南砺市教育委員会文化財課職員より、合掌造り(茅葺き)の説明や合掌造りの骨組みを緊結している“ネソ(マンサクの若木)”を縄のように加工する方法やその結い方の指導を受けました。
その後、岩瀬家住宅や菅沼合掌集落などを見学・散策しながら、上野幸夫教授より合掌造りの構造等について説明を受け、合掌集落が自然と融合しながら現在に生き続けていくことを学びました。
 

茅葺き体験施設での体験
茅のつきだしと茅葺き 縄の結び方講習
ネソの結い 岩瀬家住宅(国指定重要文化財)での講義
菅沼合掌造り集落(世界文化遺産) 相倉合掌造り集落(世界文化遺産)