新着情報2025年
「職藝仕事始めの儀」を行いました。
1月6日、東黒牧キャンパスにおいて、学生や教職員が参列し「職藝仕事始めの儀」を行いました。
新年を迎えて1年間の清栄と健勝を祈念し、技術の伝承と向上を誓う儀式で、毎年実施している行事です。
久郷理事長より、「職人にとって道具は命である。道具を粗末にするとよい仕事はできない。いにしえの先人たちも教えてくれている。この儀式を通じてそのことを肝に銘じ、心に刻んでほしい。」と挨拶が行われた。
「環境職藝(庭師)」による儀式は、土地の神を祭り、学院の建つ大地の鎮護を祈り、木の神を祭り樹木へ感謝するもので、「鎮物」を埋納して土地を清め、今年最初の樹木を植える祭儀として“刈初め鎮物の儀” “鋏入れの儀”を行いました。
「建築職藝(大工)」による儀式は、大工道具の墨壷、曲尺、釿(ちょうな)が奉納され、材木に墨を打ち、正しく打たれたか検査され、釿(ちょうな)が掛けられるもので“道具奉納の儀” “釿掛けの儀”を行いました。
久郷理事長あいさつ | 職藝仕事始めの儀 |
<環境職藝の儀> | |
「刈初めの儀」(土地に生い茂る草を刈り取り聖地とする) | 「鋏入れの儀」(新年最初の鋏を入れ、樹木の形を整える) |
<建築職藝の儀> | |
「道具奉納の儀」 (大工道具の墨壷、曲尺、釿で水の字を形づくる) |
「釿掛けの儀」(木作木に最初の加工である釿掛けを行う) |