新着情報2024年
【重要】 ≪創立30周年を迎えるにあたっての今後の展望について≫ ― 今後の学生募集について ―
専門学校職藝学院は、平成8年に開学して以来28年間にわたり、建築と造園を一体的に学ぶ教育を行ってまいりました。
富山県のみならず全国津々浦々から1,000名以上の学生が本校で学び、卒業後も全国各地で大工や庭師として活躍しております。
本校では、「実物実習教材」と呼んでいますが、実際の建築物を建てたり家具や建具の製作、また庭づくりや庭の管理等をさせていただき、より実践に近い教育をカリキュラムに取り入れてまいりました。
さらには県内外の500件を超す歴史的建築物、文化財、庭園の修復や復元にも関わらせていただき、全国に例を見ない教育と社会貢献をしていると自負しております。
しかしながら近年の入学者減少等の現状を鑑み、誠に残念ではありますが2025年度以降しばらくの間学生募集を休止することといたしました。
3年後を目途に学生募集を再開する予定であり、その間は富山県をはじめ県内各自治体などから委託されている、重要文化財や指定文化財等の調査や設計監理また工事を主として行い事業継続強化を図ってまいります。
一般の方向けの各種講座等も積極的に開催していく予定です。
また、関係各団体及び機関の研修会やリカレント教育の場としても活用していただけるよう対応していく予定です。
授業を停止している間に今までの教育カリキュラムや実習内容の見直しを行い、世の中の実情と需要に合った教育システムを構築してまいりたいと考えております。
「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」はユネスコ無形文化遺産に登録されており、今まで通り伝統技術の継承のための教育を中心に、色々な職業の技能者を育成していくことも考えており、世の中のニーズに合った人材の輩出に寄与できる学校を目指してまいりたいと念願しております。
今後も皆様の変わらぬ温かいお力添えをいただきたくよろしくお願いいたします。
2024年7月9日
学校法人 富山国際職藝学園
理事長 久郷 愼治
専門学校 職藝学院
学院長 上野 幸夫