新着情報2020年

実践道場 「川上から川下まで」(第2・3回)

9月9日、16日の両日、1年生(環境職藝科・建築職藝科)対象の合科授業 “ 実践道場「川上から川下まで」”の第2・3回目を行い、下記4ヶ所の見学研修を行いました。

【第2回(9月9日)】
◯「職藝学院  開ヶ丘キャンパス」<富山市開ヶ丘>
◯「八尾町福島一区コミュニティセンター」 <富山市八尾町>

【第3回(9月16日)】
〇「岩瀬町並み」(富山市岩瀬)
〇富山県民会館分館  豪農の館「内山邸」<富山市宮尾>

【実践道場「川上から川下まで」 とは】
庭師や大工のものづくりに関わる“川上から川下まで”の様々な現場を3日間に分けて見学研修し、視野を広めるものです。
山林の樹木の生育・伐採現場、管理から流通および加工技術、そして建物づくり・庭づくりまでの一連の流れを学びます。

「職藝学院  開ヶ丘キャンパス」<富山市開ヶ丘>
職藝学院第2キャンパス「開ヶ丘キャンパス」。土の上の暮らしを実感できる地域づくり実践の場を見学研修しました。
キャンパス概要について説明受講 ”古民家再生”をテーマにして建築した開ヶ丘キャンパス「交流館」
 
◆「八尾町福島一区コミュニティセンター」 <富山市八尾町>
職藝学院の学生が実物実習にて建築した「福島一区コミュニティセンター」の構造・構法や建物に凝らされた細工などを見聞(見学研修)しました。
島崎オーバーマイスター(職藝学院)によるコミュニティセンターの建築構法等の説明 「フィーレンデールトラス」(木組みによる梯子梁)による大空間の形成
◆「岩瀬町並み」<富山市岩瀬>
職藝学院の学生が実物実習にて修復した北前船寄港地の町並み「岩瀬地区」。修景に際しての留意点、建物に凝らされた工夫について見聞(見学研修)しました。
上野教授(建築職藝科)より、「東岩瀬駅舎」について説明 北前船廻船問屋「森家」(国指定重要文化財)見学
北前船廻船問屋「森家」土蔵見学 岩瀬の町並み風景
◆富山県民会館分館  豪農の館「内山邸」<富山市宮尾>
職藝学院の学生が実物実習にて修復した「豪農の館 内山邸」(建物・庭)について見学研修しました。
上野教授(建築職藝科)より、「内山邸」正門の門構えについて説明 「枠の内づくり」(太材の梁組架構)についての説明受講。

映画『散り椿』(ちりつばき)の舞台となった内山邸での物語について久郷教授(環境職藝科)〔左写真中央〕より説明。右写真:映画で撮影されたツバキ。

濡れ縁を介した建物と庭の関係について説明を受ける学生 職藝学院の実物実習で建築した「柳原文庫」(土蔵:ギャラリーに再生)の見学