富山市民大学「家づくり・庭づくり・まちづくり」講座
08/11/25 UP
本年5月より実施していた“富山市民大学『家づくり・庭づくり・まちづくり』講座(富山市主催: 10回講座)”が、11月7日に終了いたしました。
本講座では、市民の方々を対象に職藝学院スタッフが各々の専門分野毎に、「家(住宅、建具、家具)」、「庭」、「まち」という日常の暮らしに即したテーマを中心とした、建築と庭の関係、まちづくりなど広がりのある領域、そしてモノづくりと人づくりとの関わりなどについて講義を行いました。講座概要は別紙PDFファイルを参照下さい。
「家づくり」に関しては、日本の住宅建築史、とやまの建築文化、長持ち住まいの考え方(資源の有効利用、リサイクル等)など、「住」に関する歴史・文化から持続可能な社会へ向けた住まいのあり方まで幅広い内容を、「庭づくり・まちづくり」では、ガーデニング(宿根草ガーデニング等)の楽しみ方、景観まちづくり事例の取り組みなどを紹介しました。
また、建築、建具、家具、造園の現役職人のマイスターらは、現場での実践に基づき、これまでに手がけてきた伝統構法による住宅、木製建具(障子等)の機能・役割、暮らしの中に豊かさを与える家具のあり方、そして歴史を通じて庭と生活との関係など、我が国の木造建築や作庭等の優れた技術・技法について紹介しました。
稲葉理事長講義 (家づくりはまちづくりから まちづくりは人づくりから) |
講座風景 |
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