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黒部市指定文化財天真寺「道具倉」新築

08/11/22 UP

 2年建築職藝科(12期生)の学生が、9月より天真寺(黒部市指定文化財)にて「道具倉」の建築を行っています。老朽化に伴い予定されている天真寺解体復元を前に、NPO法人天真寺保勝会(柴垣理事長)より、「道具倉」を本学院の実物実習教材として提供いただき、上野幸夫教授(建築職藝科)監修のもと実習を進めているものです。
 庭園手入れ用の掃除道具などを収納する「道具倉」は、周囲の松桜閣や庭園との景観の調和に配慮した数奇屋風の造りにしており、垂木は強度を保ちながら細く見える大面取りを施し、屋根は緩やかな曲線を描くむくり屋根、竹を用いた格子戸、障子戸など高度な技術が随所に使われています。

構内加工実習
入口格子戸製作(建具研究工房: 研究科) 障子戸製作(建具大工コース)
建方実習
解体前の収納庫 新築した「道具倉」

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