N邸庭園改修実習No.2

07/12/8 UP

　7月末に主庭の庭園改修(リ･ガーデン)を行なったN邸にて、今回は玄関横と道路際の改修実習を行ないました。施工は環境職藝科造園師コースの2年生(11期生)です。

●玄関横ハナミズキ移植作業

敷地内の別の場所に植えられていたハナミズキの根を巻き移植する準備をしています。	ハナミズキを植える場所。元から植えられていたゲッケイジュを掘り取ります。

これから植えるハナミズキが元気に育つように穴を大きく掘り、樹木にとって良い土と入れ替えます。途中で大きな石も出てきました。掘るのが困難なはずです。バール( 金梃子 ( かなてこ ) )と呼ばれる細長い鉄製の棒で少しずつ地面を崩しながら掘っていきます。

施工前の様子左端の少し背の高い樹木が元あったゲッケイジュです。足元にはたくさんの植木鉢が置かれていました。	施工後の様子元のゲッケイジュの位置より少し右側にハナミズキを植えました。外を通る人や玄関に立つ来訪者から部屋の中が見えにくい位置になっています。来春葉が茂るとその効果は顕著になることでしょう。
● 生垣 ( いけがき ) 施工　道路に沿って積まれていた石垣の上に生垣 ( いけがき ) を作りました。

元の植物を別の場所へ移植し、石垣の一部を積み直しました。	四ツ目垣 ( よつめがき ) - 竹垣の一種作成中。

四ツ目垣 ( よつめがき ) 作成中(シュロ縄結束)。	樹木(キンメツゲ)を植えて生垣 ( いけがき ) が完成しました。

施工前	施工後

7月に作庭した庭(写真左奥)と同じ雰囲気になり、敷地全体で庭が一体化したように感じます。