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呉羽川西の地蔵堂解体修理

07/9/10 UP

 富山市呉羽町(呉羽川西)で進めていた地蔵堂の解体修理がこのほど完了し、8月19日、地区住民が集まり落慶法要が行われました。
 明治後期頃建立された地蔵堂は、雨漏りや土台などが腐り、早急な修理が必要な状況な中、今回、職藝学院〔建築職藝科建築大工コース、建具大工コース(11期生)〕が実物実習教材として呉羽川西町内会より依頼を受け、解体修理を行いました。
 地蔵堂(間口0.9m、奥行0.95m、高さ約2.4m)の修理では、傷みの少ない柱と壁板は再使用し、腐朽が激しい土台と小屋組材を新材に取り替え、軒を化粧垂木にするなど、校内では加工、組立を行い、現地にて地蔵堂の設置を行いました。

解体前 解体修理後
建具製作 部材加工
校内での組立作業

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