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早稲田大学ワボットハウス研究所オープンガーデン

06/9/14 UP

去る8月29日、岐阜県テクノプラザにおいて、早稲田大学理工学総合研究センター主催による地産地消の家作りと題し、第2回PRH(完全リサイクル住宅)研究会シンポジウムが行われました。本学院からは、環境職藝科、園藝・ガーデニングコースの渡邉美保子講師が、岐阜県における地場産業への展開の可能性をテーマとして今年5月に早稲田大学ワボットハウス研究所セラミックリサイクルハウスに設計・施工した庭園についての発表を行いました。
この庭園は、岐阜県各務原市の土地本来の森を苗木から研究所スタッフで植樹したエリアと生態にもとづいてデザインされた宿根草60種あまりのエリアからなり、地元で入手した造園材料をもちいて地元の造園業者と10期生の園藝・ガーデニングコース2年生が施工しました。
シンポジウム終了後、参加者を対象にオープンガーデンが行われ、本学院の園藝・ガーデニングコースの2年生が案内役を務め様々な質問にお答えしました。
シンポジウムの翌日は、庭園にて実習を行い、宿根草の開花期間を延長するための切り戻しのテクニックや再び開花させるための刈り込みの技を学びました。

早稲田大学ワボットハウス研究所セラミックリサイクルハウス(右)と土地本来の樹木苗(57種類)で植樹したエリア(手前) シンポジウムで庭園のコンセプト・造園技法などを発表する渡邉美保子講師
建築関係者で賑わうオープンガーデン 参加者の皆さんからの質問にお答えする2年生(中央)
植栽3ヶ月後の宿根草ドライガーデンで生長の記録をとる2年生 宿根草の開花期間を延ばす刈り込みテクニックを伝授中の渡邉講師(左)
バーベナ・ボナリエンシスの切り戻しのお手入れ完了!刈り込んだ花茎は森エリアに敷いて再び土に戻します お手入れ完了後の宿根草ドライガーデンと芝生エリア(施工後は刈り込みをせず自然風に。既にたくさんの昆虫たちの生態系ができ始めました)

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