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早稲田大学ワボットハウス研究所セラミックリサイクルハウス庭園工事

06/6/29 UP

園藝・ガーデングコースの渡邉美保子講師は、早稲田大学ワボットハウス研究所(岐阜県各務原市テクノプラザ内)にあるセラミックリサイクルハウスの前庭の設計と施工の依頼を受け、5月の中旬、および6月中旬の二度に渡り、岐阜の造園業者さんとともに植栽工事を行いました。
第一期工事では、本学院の園藝・ガーデニングコース10期生の実物実習教材として、2年生の学生たちが宿根草の植栽作業および、研究所スタッフによる苗木の植樹祭に参加しました。
作庭コンセプトは、岐阜県の各務原市にもともとあった潜在自然植生の森を苗木から育てるエリア(ほんものの森エリア)と岐阜の長良川をモチーフとした宿根草ドライガーデンエリアを地場産のチャート砂利や木曽川産の玉石などを用いてデザインしました。
屋内と庭とのつながりを考慮し、植樹によるスタッフ参加型の庭づくりとデザインされた宿根草の庭とを融合させた、公共緑化における日本で初めての試みとなりました。岐阜県の新しい公共緑化の提案の場が完成し、地元の企業、造園会社の方々が見学に訪れています。

岐阜県ワボットハウス研究所
セラミックリサイクルハウス
ワボットハウス研究所スタッフによる
ほんものの森エリア苗木の植樹
学生とスタッフの共同作業
稲藁のマルチング
苗木植樹後に稲藁を敷くのは雑草防除と稲藁が後に分解されて苗木の栄養分になる
宿根草植栽中の2年生
宿根草ドライガーデンエリア
宿根草植栽作業中の2年生
2年生によるイボタの生垣
結束作業
岐阜県産のチャート砂利をマルチング材としてもちいた宿根草ドライガーデン
宿根草(トリトマ)の根の生態の説明中 室内から眺める長良川をモチーフにした宿根草ドライガーデン
宿根草(ギボウシ4品種)植栽中 芝生エリア
遠くに見える森が庭に飛び込んでできます

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