学院生活職藝の四季

実践道場 「世界遺産実習(茅葺き実習)」

17/08/02 UP

7月27日、1年生(22期生)による「世界遺産実習」茅葺き実習を、南砺市寿川地区「寿川念仏道場(県指定文化財)」において行いました。
この実習は、茅葺き等を通して、世界遺産に登録されている合掌集落と自然環境の関わりや合掌造りの構造などについて理解を深める本学院の特色授業です。
最初に、本学院上野幸夫教授より合掌造り(茅葺き)の説明を、県西部森林組合(砺波支所五箇山班)の皆さんより合掌造りの骨組みを緊結している“ネソ(マンサクの若木)”を縄のように加工する方法やその結い方の指導を受けました。
その後、相倉及び菅沼合掌集落や岩瀬家住宅(国指定重要文化財)を見学・散策しながら、上野幸夫教授より合掌造りの構造等についての説明を受け、合掌集落が自然と融合しながら現在に生き続けていることを学びました。

茅の突出しと茅葺き実習(寿川念仏道場)
寿川念仏道場 ネソの結い
上野教授による岩瀬家住宅解説 岩瀬家住宅(国指定重要文化財)
世界遺産五箇山 相倉集落 記念撮影

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