学院生活職藝の四季

実践道場 -世界遺産実習(茅葺き体験)-

16/08/02 UP

7月28日、1年合科(21期生)による「世界遺産実習」を、五箇山“菅沼合掌集落(世界文化遺産)”などで行いました。
この実習は、世界遺産に登録されている合掌集落と自然環境の関わりや合掌造りの構造などについて理解を深める本学院独自の授業です。
最初に、県西部森林組合五箇山支所より合掌造り(茅葺き)の説明や合掌造りの骨組みを緊結している“ネソ(マンサクの若木)”を縄のように加工する方法やその結い方の指導を受けました。
また、当日行われていた菅沼合掌集落内の茅葺き葺替え作業に参加させて頂くことができ、貴重な体験をすることができました。その他、菅沼合掌集落を見学・散策しながら、上野幸夫教授より合掌造りの構造等についての説明を受けるなど、合掌集落が自然と融合しながら現在に生き続けていることを学びました。

森林組合五箇山支所の方々と ネソの結い
縄の結び方実習 茅のつきだしと茅葺き実習
茅運び 相倉合掌造り集落(世界文化遺産)

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