学院生活職藝の四季

実践道場 「~川上から川下まで~」(その1)

16/07/06 UP

6月29日、1年生(環境職藝科・建築職藝科)対象の合科授業 ” 実践道場「~川上から川下まで~」” の第1回目を行い、下記3ヶ所の見学研修を行いました。
この授業は、庭師や大工のものづくりに関わる“川上から川下まで”の様々な実際現場を3日間〔第2回:7/11(月)、第3回:7/15(金)〕に分けて見学研修し、視野を広めるものです。
概要は、別紙、PDFファイルをご参照下さい。
山林の樹木の生育・伐採現場、原木流通市場、集成材の製造、プレカット加工技術、木造建築技術の試験研究の先端技術開発など、木材・造園・土木資材の育成と管理から流通および加工技術、そして建物づくり・庭づくりまでの一連の流れを学びます。
研修先には、職藝学院の先輩達が実習で施工した実物教材も含まれています。

◆チューモク株式会社<南砺市田中・野原・立野原>
事業概要説明受講、構造用材の乾燥技術、加工、販売及びチップ工場、近代的なバーク堆肥製造の実際を学びました。
木材乾燥について バーク堆肥製造について
◆立山山麓森林組合 丸棒防腐工場 <立山町下田>
間伐材等の小径木を丸棒加工し、さらに防腐剤を加圧注入して、土木用・庭園用・建築用部材が生産される状況を学びました。
木材チップについて
◆チューモク株式会社プレカット工場<南砺市前田>
含水率管理を行いながら、柱加工機・羽柄材加工機などの最新鋭プレカットシステムのライン構成とその加工技術及び部材販売の実際について学びました。
◆吉田農園植木市場 株式会社<小矢部市水島>
富山県唯一の植木卸売市場で、庭園用樹木、資材等の取引状況を学びました。

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