学院生活職藝の四季

人と土の日2016

16/05/25 UP

去る5月20日、富山市開ヶ丘にある、とやまスローライフ市民農園「花の散歩道ガーデニング花壇」で、土や自然と触れ合い、人の原点について考える行事、「人と土の日」が開催されました。
今年は、昨年に引き続き、職員と学生による市民農園花壇の土壌改良ボランティアを行いました。市民農園花壇では、8年前の開設当初から当学院の渡邉美保子教授が市民の皆さんと年間を通して花壇づくり実習を行っています。
今回は、昨年秋に植栽したビオラの堀上作業を行ったあと、有機質中心の土壌改良を手作業で行いました。また、職藝学院で借りた市民農園4区画にサツマイモの苗の植え付けも行いました。
午後は、本学院の大丸英博准教授による市民農園に隣接する職藝学院開ヶ丘キャンパスの交流学習施設や田園開ヶ丘住宅などの見学会が行われました。

稲葉理事長より、「人と土の日」の目的と土作りの意義についての話がありました。
その後、渡邉教授の指導のもと、農道沿いの花壇の作業内容について説明がありました。
最初に、昨年秋に植え付けたビオラを掘り起こす前に種採りを行いました。
種は夏に播いて、今年の秋にまた植え付けます。
今年の春に咲いたチューリップの球根を掘り上げました。
平らにならした後、土壌改良を行います。
渡邉教授による、肥料散布のお手本の様子。完熟の牛糞堆肥、コンブペレット、モミガラクン炭、ニームペレット、バッドグアノ、発酵鶏糞、などの土壌改良材を播きました。
ガーデンフォークやスコップで20cm以上耕して土と改良材をよく混ぜます。
こちらは、花壇の隣にある市民農園でサツマイモの苗の植え付けを行っている様子です。
稲葉理事長も参加しています。
花壇の土壌改良やサツマイモの苗の植え付けが終了した後、宿根草ボーダー花壇の前で記念撮影。
大丸准教授による、職藝学院の第二キャンパス開ヶ丘や隣接する開ヶ丘集落の説明がありました。

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